宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/28 20:23 更新 太陽風の速度はゆっくりと下がり、高速風は終わりに近づいています。 担当 篠原 今日は更新がすっかり遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 太陽風はゆっくりと速度を下げ続け、500km/秒を切ったところです。 高速風も終わりに近づいています。 27日周期の図を見ると、前回と同じようなペースで速度が下がっています。 このまま明日にかけて下がり続けるでしょう。 問題はその次に来ると予想される、第二の山がどうなるかです。 一昨日の記事で比較した様に、SOHO EIT294の太陽コロナ写真では、 コロナホールが前よりも淡くなっている様に感じます。 30日から速度がどのように変化するか、注目です。 (今日は、STEREOの写真を掲載しています) 太陽風の速度が下がったので、磁気圏のオーロラ活動は弱まっています。 AE指数で、300nTくらいの小規模変動が続く程度です。 この後、一層穏やかになるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、一段増加して、 警戒レベルの10,000にちょうど達しています。 速度が下がって来ているので、これ以上大きく増えることはないと思いますが、 もうしばらく注目してください。 太陽は無黒点で、穏やかです。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。28日7時(世界時27日22時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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