宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/22 12:41 更新 太陽風は速度が下がって、通常の状態に戻りつつあります。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、そのまま速度を下げ続け、 440km/秒と普通の速度近くまで下がってしまいました。 コロナホールの後半部は、地球へ影響を及ぼさなくなってしまったようです。 磁場強度が弱まって、速度も下がり続けているので、 磁気圏活動はすっかり穏やかになっています。 AE指数では、小さな変化がちらちら見えていますが、ほとんど乱れていません。 オーロラ活動は落ち着いてしまいました。 このまま次の高速風まで静かに進むのか、 一旦、小さな乱れでもやってくるのか、 今回の高速風の後半部の変化として、もうしばらく注目したいところです。 今日いっぱい変化がなければ、このまま静かな状態が続くでしょう。 とは言っても、静かな期間はそれほど続きません。 STEREOの太陽写真を見てください。 次のコロナホールが、この衛星では既に太陽の中央を通過しています。 STEREO Behindは、地球よりも1日ほど先の太陽を見ています。 地球では、今頃、コロナホールが太陽の中央に見えているのでしょう。 ここからの高速太陽風が、25日くらいから地球にやって来ると思います。 (24日の後半から変化が始まるかもしれません) こっちの高速風は、比較的活発にオーロラを起こしているので、 ライブカメラが期待できそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、増加は止まっています。 警戒レベルには届いておらず、今回はこのままで推移しそうです。 太陽のフレア活動は、とても穏やかです。 今日も黒点は見えません。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。22日7時(世界時21日22時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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