宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/18 12:15 更新 太陽風は低速で、磁気圏はとても静かでした。これから高速の太陽風がやってきます。 担当 篠原 低速の太陽風が続いています。 しかし、これからコロナホールによる高速の太陽風がやってきそうです。 ACEの図を見てください。 昨日より、速度が340km/秒前後の穏やかな太陽風が続いています。 磁場強度もここまでは4nTで安定していました。 しかし、図の最新のところで、太陽風磁場が強まる傾向を見せています。 4nTだったものが、7nTくらいに上がっています。 変化としてはまだ小幅なので、もうしばらく様子を見て下さい。 磁場強度が10nTくらいまで強まるようだと、本格的な高速風の到来です。 速度もすぐに上昇を始めるでしょう。 ただし、このまま高速風にならず、明日になって始まるかもしれません。 変化に注目してください。 磁気圏のオーロラ活動は、ここまではたいへん穏やかです。 AE指数、シベリア磁場データともに、全く変化が見られません。 ちょうど今、太陽風磁場が南向きにかたよっています。 これからしばらく、小規模の変動が発生するでしょう。 SOHO EIT284の太陽コロナ写真を見ると、太陽の中央にコロナホールが広がっています。 コロナホールのちょうどまん中に明るい領域があり、 それを取り囲むように、コロナホールの暗い領域が丸く見えています。 なかなか面白い形です。 太陽は今日も無黒点です。 静かな日が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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