宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/17 10:01 更新 太陽風の速度は340km/秒と低速で、磁気圏も概ね静穏です。明日以降高速風がやってきます。 担当 篠原 太陽風は少し速度を上げて、340km/秒になっています。 低速であることに変わりはありません。 磁場強度は、4nT前後で推移しています。 南北成分を見ると、その強度いっぱいに南北にゆっくりと変化しています。 ACEの図の真ん中あたりで、南向きが数時間続くところがあり、 この時間帯に、AE指数で400nTくらいのオーロラ活動が発生しました。 速度が遅いので、変化は小規模でした。 その他はほとんど活動はなく、磁気圏は基本的に静穏です。 太陽風は、今日いっぱいは穏やかに過ぎて行くでしょう。 明日の後半か明後日くらいから、高速風がやって来ると予想しています。 SOHO EIT284の太陽写真を見てください。 最新と、27日前の写真を比較しています。 コロナホールはだいたい似た様な場所に広がっています。 ただ、明るい領域が コロナホールのまん中に入り込んできて、 コロナホールは全体的に淡くなったようにも見えます。 この変化が高速太陽風にどのような影響を与えるのでしょうか。 これからやってくる高速風は、 前周期は最高速度が700km/秒近くに達し、高速風は5日ほど続きました。 この規模が今後の太陽風擾乱の目安になります。 放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルで安定しています。 高速風がやってくると上昇する可能性がありますので、 高速風到来後は変化に注目してください。 太陽はとても静穏です。 無黒点が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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