宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/14 10:00 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は340km/秒と低速です。 磁場強度は、5nTと普通の強さを保っていますが、 南北成分は北寄りに推移しています。 このため、磁気圏はかなり静穏です。 AE指数、シベリア磁場データともに、ほとんど変化が見られません。 この状態は、しばらく続きそうです。 昨日も書きましたが、太陽の東からやって来ているコロナホールの姿が、 まだはっきりと見えないのです。 前周期(右の写真)と比べると、西側(右側)の広がりが減っている様に見えます。 そのために、なかなか姿がはっきりしないのかもしれません。 この写真の様子では、コロナホールの先端が太陽の中心に達するまで、 まだ3日くらいはかかりそうです。 そうなると、乱れの到来は6日後くらいになります。 また、明日のEIT284の写真を待ちましょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、どんどん減っています。 次の高速風がやってくるまでは、低いレベルのままです。 太陽は無黒点です。 X線のグラフも最低レベルで、とても穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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