宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/12 10:09 更新 260km/秒とたいへん速度の遅い太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 たいへん速度の遅い太陽風が続いています。 昨日からずっと260km/秒で安定しています。 磁場のセクター境界は、昨日のニュースの後にすぐやって来ました。 しかし、太陽風の変化はまだやって来ていません。 明日まで注目して何もやって来なければ、 コロナホールの影響は地球へは届かなくなったということになります。 どうなるでしょうか。 太陽風がかなり低速だったので、磁気圏は非常に静穏です。 AE指数、シベリア磁場データともに、全く変化がありません。 これ以上はない、といってもいいくらいに静かです。 もし、このまま太陽風が低速だった場合、16日までは穏やかに過ぎて行くでしょう。 次の乱れ(17日以降でしょう)の原因となるコロナホールは、 今は太陽の東端にあります。 SOHO EIT284の左端に明るい領域が見えていますが、 その右横にかすかに影が見えている様です。 明日、明後日と、コロナホールは次第に姿をはっきりと見せるでしょう。 太陽では、極小さな、Aクラスの変化がX線グラフに見えています。 SOHOの写真で東端に明るく見えている領域で起こった変化だと思います。 ここに黒点があるかどうかはまだよく分かりません。 ただ、あったとしても、規模の小さな黒点でしょう。 太陽活動は穏やかな状態が続きます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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