宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/11 08:38 更新 とても低速の太陽風が続いています。この後、小規模の変化がやって来そうです。 担当 篠原 速度の遅い太陽風が続いています。 昨日より、260〜270km/秒でほぼ安定して低速風となっています。 この後、太陽風の速度が上昇すると思われますが、まだその気配は見えません。 太陽風が穏やかなため、磁気圏もかなり静穏です。 AE指数には目立った変化は見られません。 太陽風が現状を保っている間は、磁気圏も静かでしょう。 今日の後半か、明日くらいから、小規模の太陽風の乱れがやってくるでしょう。 発生源のコロナホールは、太陽の西に向かって更に進んでいます。 影響が始まる目安の位置に、そろそろ達する頃です。 今周期は、太陽風磁場のセクター境界もまだやって来ていません。 太陽風の変化と一緒にやってくるかもしれません。 こちらも注目してみてください。 前周期の様子から考えて、太陽風の変化は小規模でしょう。 それでも、磁場強度が強まって、速度が回復すると、 オーロラもやや活動的になるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、次第に減少しています。 警戒ラインからはだいぶ離れてきました。 太陽は無黒点で、たいへん穏やかです。 SOHO EIT284では、太陽の東側に明るい領域が見えています。 そのうち、ここから新しい黒点群が上がって来るかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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