宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/ 8 10:57 更新 太陽風は320km/秒と低速です。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は320km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度も4nT弱と穏やかで、地球の磁気圏はとても静穏です。 それでも、AE指数を見ると、 7日23時(世界時7日14時)に300nTほどの小さなオーロラ活動が発生しています。 これは、太陽風磁場のゆらぎによるものだと思われます。 穏やかな太陽風の時でも、面白い変化は見られます。 SOHO EIT284では、コロナホールが太陽の中心線に達しています。 こうなると、3〜4日後くらいに太陽風の乱れがやってきます。 27日前の前周期を振り返ると、 この時は、7月10日遅くにコロナホールが中心線に達し、 14〜15日から太陽風の乱れが始まっています。 乱れの規模は小さかったので、到来も4日くらいかかったのでしょう。 今回も同様だと考えると、今週後半の11〜12日くらいに太陽風の変化がやって来そうです。 どの程度の太陽風がやってくるのでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、やや高いレベルを保っています。 こちらはゆっくりと減少を続けます。 急に現れた972黒点群ですが、今日のSOHOの写真ではほとんど見えなくなっています。 前の時間の写真と比較すると、かすかに写ってはいるのですが、 掲載している写真だけでは、見つけるのは難しそうです。 明日には消えてしまうのではないでしょうか。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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