宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/ 5 12:06 更新 太陽風の速度が下がり始め、高速風帯は終わりを迎えています。 担当 篠原 ース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がり、 現在は、500km/秒と普通の高速風くらいになっています。 磁場強度も3nTと弱まったままで、高速風は終盤を迎えています。 このまま速度は下がり続け、地球は明日には高速風領域を抜け出しているでしょう。 速度が高かったことと、-2nT程度と強度は弱かったものの磁場が南を向いていた影響で、 中小規模のオーロラ活動が発生していました。 AE指数では、最初に700nT、中ほどで400nTの変化が見えています。 次第に規模が下がっているのも興味深い変化です。 このように、AEの図の後半で変化がなくなっているのは、 太陽風磁場が北寄りに変わってしまったためです。 これはオーロラ発生器のスイッチが切れてしまったようなもので、 こうなると、速度が高くてもオーロラは弱くなってしまいます。 今日いっぱいは、速度がやや高めの状態にありますので、 小規模のオーロラ活動が見られそうです。 明日以降は、太陽風が穏やかになるので、磁気圏も静穏になります。 放射線帯高エネルギー電子は、ややもどして、10,000のラインを再び超えています。 これ以上の増加はないでしょう。 これから、ゆっくりと低下していきます。 太陽は黒点は見られません。 とても静かな状態です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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