宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/30 09:14 更新 600km/秒台のかなり高速の太陽風が続いています。オーロラも活発です。 担当 篠原 地球は高速太陽風のまっただ中にいます。 昨日より、600〜650km/秒と太陽風はたいへん高い速度で安定しています。 磁場強度も、5nTとやや下がったもののまだ弱まりきってはおらず、 しかも南北に細かく変動しています。 そのため、活発なオーロラ活動を引き起こしています。 AE指数では、500〜1000nTの中規模活動が一日を通して観測されています。 その様子はシベリアの磁場データでも明らかで、 昨日のグラフ(右側3分の1)は、この3日間で最も激しく変動しています。 太陽風は今日いっぱいは現在の高まった状態を保つでしょう。 アラスカのライブカメラでオーロラを観望するチャンスが続いています。 しかし、明日くらいからは、高速風は次第に弱まって来ると思います。 まず、太陽風の磁場強度が5nTを割って、3nTくらいに弱まります。 そして、速度も次第に低下を始めるのです。 磁気圏のオーロラ活動も次第に弱まって来るでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子が、大きく増加しています。 GOES11(青線)で、一気に警戒レベル(10,000の線)を超えています。 GOES12(赤線)はまだですが、こちらも続いて超えて来るでしょう。 しばらく衛星では障害の発生しやすい状況が続きますので、注意が必要です。 太陽では、ちょうどまん中に971黒点群が見えています。 小さな黒点群で、フレア活動は現在も穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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