宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/28 08:45 更新 高速太陽風がやって来ました。速度は550km/秒に達し、オーロラも活動的です。 担当 篠原 いよいよ高速の太陽風が地球へやって来ました。 昨夜、27日20時(世界時27日11時)から太陽風に変化が始まりました。 小幅ですが、磁場強度、粒子密度、速度それぞれに不連続な増加が発生し、 その後、太陽風が乱れ始めています。 磁場強度は10nTを超える規模に強まり、 速度も上がり始めて、現在550km/秒に達しています。 太陽風が乱れるとともに、太陽風磁場の南北成分も 大きく南北に振れる様になりました。 そのため、オーロラが活発化して、AE指数で1000nT規模の大きな活動が発生しています。 その変化は、シベリアの磁場データでも見ることができます。 引き続き、太陽風は速度が高まって行くのではないかと思われます。 前周期は650km/秒まで達しています。 磁場強度は5nTに下がりましたが、まだ落ち着くには早すぎます。 再び強まるなどして、しばらくは乱れるのではないでしょうか。 この太陽風の影響で、オーロラ活動もしばらく活発に続くと思われます。 これから日曜日にかけて、注目するとよいでしょう。 アラスカのライブカメラをお楽しみください。 放射線帯の高エネルギー電子は、太陽風の乱れで大きく下がっています。 高速風が続くとやがて増加に転じますので、今後の変化に注意してください。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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