宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/26 10:08 更新 高速太陽風は終盤を迎えています(500km/秒)。 担当 篠原 高速太陽風は終盤を迎えています。 太陽風の速度はゆっくりと低下を続け、500km/秒を割りました。 磁場強度も3nT弱くらいに弱まっていて、太陽風は次第に穏やかになっています。 磁気圏のオーロラ活動もだいぶ静かになっています。 シベリア磁場データでは、変化がひとつ見えていますが、 昨日の目立った変動はこれひとつで、AE指数でも小規模の変化でした。 これから太陽風の速度は更に下がり、 明日には、静穏レベルへ戻っているでしょう。 磁気圏も一旦穏やかになります。 その一方、コロナホールが太陽の中心を通過しつつあります。 現在、このコロナの穴から、 速度の高い太陽風が地球へ向かって放出されているところです。 到来には3日ほどかかります。 高速風の先頭が地球にやってくるのは、 明後日、28日くらいだろうと予想しています。 前周期では、最高速度は650km/秒に達し、高速風は4日ほど続きました。 放射線帯高エネルギー電子の増加は止まっています。 警戒レベルをやや下回るところで落ち着いています。 今回の増加はここまででしょう。 太陽は無黒点で、フレア活動はたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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