宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/24 10:22 更新 650km/秒のかなり高速の太陽風が続いています。オーロラも活発でした。 担当 篠原 かなり高速の太陽風が続いています。 昨日より、太陽風の速度は650km/秒でほぼ安定しています。 磁場強度も5nTをずっと保っていて、なかなか下がりません。 太陽風磁場の南北成分は、細かく南北に振動する様になっています。 このため、磁気圏が刺激を受け、オーロラ活動が活発に発生しています。 シベリアの磁場データでは、昨日の活動は弱まったように見えますが、 これは観測点の時間帯によるものです。 広範囲の観測データを使うAE指数では、 500nTを超えるくらいの中規模活動が何度も発生していて、 昨日の方がより活動的になっています。 磁場強度が下がってこないので、 太陽風は、今日もこの高速状態が続きそうです。 オーロラ活動も同程度に発生しそうです。 それでも、やがて磁場強度が3nTに下がり、速度も低下に向かうでしょう。 SOHO EIT284の太陽写真では、コロナホールは西に過ぎ去りつつあり、 高速風は確実に後半を迎えています。 そして、太陽の南東(左下)には、次のコロナホールが見えています。 放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加しています。 まだ1000のレベルで、警戒レベルにはもう一段増加する必要があります。 高速風は続いていますので、引き続き注目してください。 太陽は無黒点です。 フレア活動はたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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