宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/14 13:44 更新 太陽風は、300km/秒以下のたいへん遅い状態が続いています。 担当 篠原 今日は、更新が遅くなり申し訳ありませんでした。 ACEの太陽風データが止まっている様です。 今日のACEの図を見ると、 今朝までは290km/秒以下のたいへん低速の太陽風が続いていた様です。 最低速度は、260km/秒を割っています。 ピンチヒッターとして、SOHO衛星のデータを参考にすると、 現在まで300km/秒以下の低速風が続いている様です。 シベリアの磁場データを見ても、GOES衛星のデータを見ても、 目立った乱れは発生していません。 このことからも、穏やかな太陽風が続いていると思われます。 今日くらいから、太陽風の乱れがやって来るだろうと予想していました。 発生源のコロナホールは、太陽の西側にだいぶ進んでいます。 到来が遅れているということは、やってくる乱れは小規模であると考えられます。 あるいは、ほとんど見られないのかもしれません。 今夜から明日にかけて、もうしばらく様子を見た方がよいでしょう。 もし、このまま目立った乱れがやってこない場合、 この後、更に1週間程度静穏な日が続きます。 太陽もたいへん穏やかです。 無黒点のままですし、X線は最低のレベルで推移しています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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