宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 9/13 10:27 更新 太陽風がたいへん低速になっています(260km/秒)。明日以降、乱れがやって来そうです。 担当 篠原 素晴らしく速度の遅い太陽風になっています。 ACEの図の前半が280km/秒で、後半は260km/秒にまで下がっています。 1日を通してこれだけ遅い太陽風が続くのは、なかなか珍しいことです。 27日周期の図では、速度が下がり過ぎてしまって、 緑の線がグラフから完全に消えてしまっています。 磁気圏活動も、基本的には穏やかな状態です。 ただ、ACEの図の前半で、-4nTの安定した南向き磁場が続いています。 AE指数では、小規模ながらこの影響が見られています。 速度がたいへん遅かったので、磁気圏へ流れ込むエネルギーが小さく、 目立った変化にはならなかったのです。 シベリアの磁場データでは、関連する変化はほとんど見ることができません。 今日いっぱいはこの穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO EIT284の太陽写真では、 コロナホールが地球への影響開始位置に近づきつつあります。 明日か明後日くらいから、太陽風の乱れが始まるのではないでしょうか。 太陽は現在も無黒点です。 こちらもとても静かです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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