宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/29 08:51 更新 高速の太陽風が続いています。オーロラも活発でした。今朝より速度が下がり始めた様です。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 昨日のニュース以降も、630km/秒の高い速度が続きました。 今朝になって速度が下がり始め、現在、540km/秒まで下がっています。 磁場強度も3nTくらいに下がっており、 高速風としては後半に入っているでしょう。 ACEの図の前半で、太陽風磁場の南北成分が南寄りになっています。 高速の太陽風が続いたこともあって、オーロラ活動が連続的に発生しました。 この期間に、AE指数で500〜1000nTの中規模の変動が続いています。 その変化はシベリアの磁場データでも観測されています。 その後、南北成分が北寄りに変わり、オーロラ活動も小さくなっています。 速度が500km/秒台に下がったため、今後のオーロラ活動は小規模になるでしょう。 太陽風の速度も次第に下がり、明日くらいで高速風は終わるのではないでしょうか。 その後、一旦穏やかになり、9月1-2日くらいから次の高速風がやって来ると思われます。 発生源のコロナホールが、STEREOの写真で太陽の南寄りに大きく見えています。 放射線帯の高エネルギー電子が、一気に増加しています。 まだ10,000の線には達していませんが、引き続き増加する可能性があるので、 今後の変化に注意してください。 太陽のフレア活動は穏やかです。 黒点の写真が25日のままで更新されていないのですが、 969群に目立った変化はない様です。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。29日4時(世界時28日19時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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