宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/24 10:00 更新 とても低速の太陽風が続いています(310km/秒)。今日も穏やかに推移するでしょう。 担当 篠原 静かな太陽風が続いています。 速度は310km/秒とさらに下がり、かなり低速です。 磁場強度も3nT前後とやや弱めです。 磁気圏もとても静かで、 シベリア磁場データ、AE指数ともにほとんど変化はありません。 27日周期の図を見てください。 前周期の7月26-27日に見えていた太陽風の速度の山は、 今周期は完全に消えてしまいました(8月22-23日)。 ずっと穏やかな日が続いています。 今日いっぱいはこのまま穏やかな状態が続くでしょう。 明日からは、次の高速風がやって来そうです。 27日周期の図で見ると、日本時間で25日の朝くらいになりそうです (世界時では25日に入ってから)。 SOHO EIT284の写真で、現在と、前周期のコロナホールの位置を比較してみましょう。 左が現在(8月23日)、右が前周期(7月27日)です。 どちらにも太陽の中心付近にコロナホールが見えています。 大きな違いはありませんが、今周期は広がりがやや小さくなっているように見えます。 特に、先頭(右側)の張り出しが小さくなっている様です。 すると、高速風の始まりは遅れるのかもしれません。 前回は、5日間にわたって速度が500km/秒を超えていました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽も穏やかな状態が続いています。 969黒点群が見えているだけです。 SOHO EIT284の写真を見ると、東端に明るい領域が見えています。 次の黒点群が上がって来るかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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