宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/26 10:59 更新 太陽風の速度が400km/秒に上がりました。変化は小幅です。 担当 篠原 太陽風の変化がやって来ました。 しかし、速度の上昇は小幅で、400km/秒に上がった程度です。 昨夜、25日21時(世界時25日12時)頃に、 太陽風の磁場強度が10nTに、プラズマ密度が30個/cm^3に高まりました。 そして、速度の上昇も始まり、300km/秒から約1日かけて400km/秒に上がりました。 しかし、速度の上昇幅は小さく、通常の速度に戻っただけです。 現在も磁場強度は6nT程度あり、やや強めの状態です。 従って、速度がもう一段上がる可能性があります。 それでも、今の様子では大きく上がることはなさそうです。 前周期の変化と比較すると、高速風はずいぶん弱まっています。 コロナホールの中心部の影響が及ぶのはこれからですので、 引き続き太陽風の変化に注目したいところです。 太陽風の乱れにともなって、中規模のオーロラ活動が発生してます。 しかし、散発的に発生したという程度で、それほど活動的ではありません。 今後、太陽風の速度が上がらなければ、次第に穏やかになるでしょう。 速度がもう一段上がると、活動的な状態も続くと思われます。 また、放射線帯の高エネルギー電子も、大きく数を減らしています。 太陽風の乱れがこの程度であれば、この後、大きく増加するということはないでしょう。 太陽では、969黒点群が少し大きくなっているようです。 しかし、フレア活動は落ち着いており、太陽は静かな状態です。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。26日4時(世界時25日19時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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