宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/23 10:10 更新 低速の太陽風が続いています。穏やかな状態が続きそうです。 担当 篠原 低速の太陽風が続いています。 速度は320km/秒前後で推移しています。 かなり低速のままです。 高速風の回帰が見られる可能性がありましたが、 来ないままとなりそうです。 コロナホールが弱まっていた通りだったと言えそうです。 ACEのグラフを見ると、昨日の夕方より、 -4nTの安定した南向きが7時間ほど続いていました。 磁気圏へ影響を及ぼしうる変化ですが、 なにしろ太陽風の速度がかなり下がっているので、 目立った磁気圏活動は発生していません。 AE指数では、200nTくらいの小さな変化が見られているだけです。 シベリア磁場データでも、小規模の変動が記録されているだけです。 今後の展開ですが、25日頃から高速の太陽風がやって来そうです。 SOHO EIT284の太陽写真で、コロナホールがちょうど太陽の中心に達しています。 昨夜の写真なので、その3日後で25日頃という見積もりです。 27日周期の図によると、前回は600km/秒の高速状態が4日程度続いています。 太陽黒点の写真は、昨日と同じままですが、 969黒点群が東の端に見えています。 今回の黒点も赤道の近くでした。 黒点の活動周期が極小を迎えると、黒点がより高い緯度で現れるようになります。 その時を待っているのですが、なかなかやって来ません。 黒点の規模は小さく、フレア活動は静穏です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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