宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/ 8/16 10:55 太陽風の速度がやや上がり、高速風が始まっています。
2007/ 8/17 07:12 やや高速の太陽風が続いています。小規模のオーロラ活動が見られています。
2007/ 8/19 10:35 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も静穏です。太陽で小さな活動が見られています。
2007/ 8/20 07:57 穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2007/ 8/21 09:21 太陽風は低速(360km/秒)で、磁気圏はとても穏やかです。
最新のニュース

2007/ 8/22 19:41 更新
太陽風はかなり低速になっています。これから乱れがやって来るでしょうか。

担当 篠原

今日は更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。
帰国早々日本の暑さに驚いています。


太陽風は一段と速度が遅くなり、310〜330km/秒になっています。
かなり低速の状態です。

このため、磁気圏はかなり静穏です。
シベリアの磁場データは完全に平らになっています。
AE指数でも変化は全く見られません。


前周期、7月26日に見られた太陽風の乱れが、
これからやってくる可能性があります。

今のところ、太陽風にはまだその様子は見えていません。
コロナホールがかなり淡くなっていたので、
太陽風はこのまま穏やかに過ぎて行くようにも思われます。
これから明日にかけて注目してください。

STEREOの太陽写真では、コロナホールが太陽の中心に見えています。
昨日も書きましたが、STEREO Behindの写真の場合、
コロナホールが1日程度進んで見えますので、注意してください。
こちらの影響は、25日になると予想されます。


太陽では、969黒点群が東側から見えて来ました。
活動度は低く、太陽は静かな状態が続いています。



STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。22日18時(世界時22日9時)
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。