宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/21 09:21 更新 太陽風は低速(360km/秒)で、磁気圏はとても穏やかです。 2007/ 8/21 09:31 追加 明日の更新予定 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は360km/秒とやや下がっています。 このまま明日の夜にかけて、穏やかに推移すると思います。 太陽風が穏やかですので、磁気圏もとても静かです。 シベリアの磁場データは完全に平らですし、 AE指数にも変化は全く見られません。 昨日も書きましたが、明後日に速度の山が来るかどうか注目しています。 来ても小規模の変化だとは思いますが、コロナホールがだいぶ淡くなっていたので、 どの程度の影響がやってくるのか、興味が持たれます。 今日のコロナ写真は、SOHOのEIT284を掲載しています。 STEREOとは衛星の位置が違うため、時間は15時間ほど経過していますが、 コロナホールはほとんど進んでいない様に見えます。 両者のこの関係を頭に入れておくと、 今後、写真を見比べるときに参考になります。 SOHOの写真でも、太陽の東側からやってくるコロナホールは、かなり淡い様です。 ここからの高速風は、25日頃に回帰が予想されていますが、 こちらも規模はどうなるでしょうか。 太陽のフレア活動は静穏です。 X線のグラフには、ごく小さな変化が見えていますが、 SOHO EIT284で明るくなっている領域の変化なのではないでしょうか。 黒点は見られない状態が続いています。 2007/ 8/21 09:31 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります 10日間の観測作業を終えて、明日、カムチャッカより帰ります。 明日の記事の更新は夕方近くになると思います。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) 2007/ 8/21 09:31 追加 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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