宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/20 07:57 更新 穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風は穏やかな状態が続いています。 速度は380km/秒でほぼ安定し、磁場強度も5nTと普段の強さです。 27日周期の図で前周期と今周期の様子を比較すると、 7月20-22日に見えていた高速風は、 規模が弱まり、期間が拡散したように見えます。 磁気圏も静穏な状態が続いています。 シベリアの磁場データはほぼ平坦です。 このまま22日まで、穏やかな太陽風が続くでしょう。 22日の夜か、23日に入った頃に、次の太陽風の乱れがやって来る可能性があります。 これは、7月26-27日の高速風の回帰ですが、 STEREOの画像を見ると、発生源のコロナホールがはっきりしなくなっています。 今回、高速風の規模が小さくなっているかもしれません。 前回も、1日程度の小規模の高速風でしたので、今回は更に弱まるのでしょうか。 更にその3日後には、次の高速風がやって来るでしょう。 そのコロナホールも、STEREOの写真に見えています。 太陽の東端(左端)に、横方向に長く伸びている影です。 もう1〜2日すると、よりはっきりとコロナホールの姿が見える様になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、静穏なレベルで安定しています。 太陽のフレア活動は穏やかになりました。 黒点も見られません。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。20日7時(世界時19日22時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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