宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/17 07:12 更新 やや高速の太陽風が続いています。小規模のオーロラ活動が見られています。 担当 篠原 太陽風は450km/秒とやや高速の状態で落ち着いています。 磁場の強度も5nTのままで、 速度、磁場ともにやや乱れているものの、大きな乱れには至っていません。 27日周期の図を見ると、前周期との違いがよく分かります。 低いレベルで、引き延ばした様な乱れ方です。 磁気圏のほうも、小さな変化が発生している程度です。 AE指数では、500nTくらいの小規模のオーロラ活動が見られています。 発生している時間帯の関係もあって、 シベリアの磁場データでは、目立った変化は見えていません。 このまま、やや乱れた状態が今日、明日と続きそうです。 太陽風の磁場強度がまだ下がってはいないので、 やや高速の状態は、もうしばらく続くでしょう。 ひとつ注目しているのが、SOHO EIT284の写真です。 太陽の中心付近に小さなコロナホールが見えています。 この影響で、高速風の後半(明日くらい)にもうひと山、 前周期とは違う、速度の再上昇が見られそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は特に増加をしていません。 下がったレベルで安定しています。 太陽風の様子から、今回は増加はないでしょう。 太陽のフレア活動も穏やかです。 X線の強度は低いレベルで安定しています。 今回、週末の更新はできない様に思います。 申し訳ありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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