宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/ 5 10:50 更新 太陽風は低速になっています(350km/秒)。やがて次の高速風がやって来るでしょう。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒から350km/秒に下がり、低速風になっています。 磁場強度も1〜2nTとたいへん弱く、とても穏やかな状態です。 このため、磁気圏もたいへん静穏で、 シベリアの磁場データは、完全に平坦になっています。 今日の太陽コロナの写真は、STEREO衛星の画像を掲載しています。 太陽の南半球側に、コロナホールが右と左に大きくふたつ見えています。 このうちの右側のコロナホールの影響が、これから地球へやって来ると思われます。 27日周期の図では、前回の高速風は7月11日に来ています。 このまま27日で予想すると、次の到来は8月7日になりますが、 現在のコロナホールの様子では、到来はもっと早まりそうです。 高速風がやってくる前には、磁場強度の増加が見られます。 この後の太陽風の磁場強度にも注目してください。 コロナホールが東西に並んで広がっていることから、 太陽風の乱れは、上下しながら1週間程度続くのではないかと思います。 放射線帯高エネルギー電子は、昨日同様、やや高めのレベルで落ち着いています。 以後は、ゆっくりと減少していくでしょう。 太陽写真の東端(左端)で、966黒点群が小さな姿を見せています。 フレア活動は無く、太陽は穏やかです。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。5日1時(世界時4日16時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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