宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/ 4 11:40 更新 太陽風の速度は下がり(400km/秒)、穏やかになっています。 担当 篠原 地球は高速の太陽風領域を抜け出しました。 4日0時(世界時3日15時)頃から速度はすっと下がり、 太陽風は現在、速度400km/秒と通常の状態に戻っています。 今日掲載している27日周期の図では、 高速風の始まりの部分が既に欠けてしまいましたが、 今回の高速風は7月29日に始まり、 500km/秒以上が5日間にわたって続く規模となりました。 磁気圏の活動は、概ね穏やかな状態が続いています。 シベリアの磁場データのグラフも、変化が見られなくなっています。 太陽風の速度が下がりましたので、この後も静穏なままでしょう。 SOHO EIT284の太陽写真では、 コロナホールが南半球で東西に長く広がっています。 その右端は、既に太陽の中心と西の端の中間付近に達しており、 地球へ影響が及び始めてもよい位置に見えています。 コロナホールは途切れながらも、東側にかけて横に長く分布しています。 続いてやってくる高速風も、期間の長いものになりそうです。 放射線帯高エネルギー電子は増加が止まり、落ち着いています。 今回の高速風では、警戒レベルまでは上がりませんでした。 太陽では、東の端から966黒点群が上がってきました。 掲載している写真では、まだ見えていない様です。 小さな黒点群で、太陽のフレア活動は穏やかなままです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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