宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 8/ 2 09:53 更新 太陽風の速度は再び上昇し、600km/秒を超えています。オーロラも活動的になっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の磁場が8nTに強まった状態が半日ほど続きました。 掲載しているACEの図の前半部分です。 それとともに、速度もやや上がる傾向を示し、 1日22時(世界時0日13時)には600km/秒を超えました。 その後も、600〜650km/秒の高速状態が続いています。 27日周期の図を見てください。 7月29日に続いて8月1日と、2つ速度・磁場強度の山ができています。 磁場強度が強まったことで、強い南向きの磁場も頻繁に現れるようになりました。 このため、AE指数で500〜1000nTの、中規模のオーロラ活動が発生しています。 シベリア磁場データも、活発な変化を示しています。 しかし、速度が600km/秒に回復すると、磁場強度は4nTに弱まってしまいました。 このため、南北成分の変化も小幅になり、 速度は上がったのですが、オーロラ活動はややおとなしくなっています。 コロナホールの様子から、高速風は明後日くらいまで続くと思われます。 オーロラ活動ももうしばらく続きそうです。 この後、速度はゆっくりと下がって行くのか、もうひと山見られるのか、 引き続き、太陽風の変化に注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、引き続き上昇しています。 まだ、警戒レベル以下ですが、今日の高速風がどのような影響を及ぼすのか注目されます。 明日以降のデータに注意してください。 太陽は黒点が消えてしまい、無黒点になっています。 穏やかな状態です。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。8月2日8時(世界時8月1日23時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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