宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/26 10:01 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏はとても穏やかです。これから高速風が始まると思われます。 担当 篠原 太陽風は、引き続き低速で穏やかな状態が続いています。 速度はもう一段下がって、300km/秒とかなり低速です。 磁場強度も、2nT前後と弱まったままです。 このため、磁気圏はたいへん静かです。 シベリア磁場データは、今日も平らなままです。 AE指数も変化は全く見られません。 とても静かな宇宙天気です。 この後、コロナホールの影響で、太陽風の乱れがやって来ると思われます。 発生源のコロナホールは、太陽の西にだいぶ進み、 SOHO EIT284の写真ではやや見にくくなっています。 言い替えると、地球に影響を及ぼす位置に達しているということになります。 前周期の変化から考えると、やってくる乱れは小規模です。 前回は、最高速が550km/秒程度、500km/秒を超えたのは1日程度でした。 今回の高速風の規模も、それほど変わらないのではないでしょうか。 やってくるのは、今日の夜か、明日に入ってではないかと思われます。 また、今日の写真ではかえって分かりにくくなっていますが(昨日の方が見やすそうです)、 太陽の中心付近には次のコロナホールが来ています。 こちらの影響も、3-4日後くらいに始まりそうです。 太陽は無黒点のままです。 SOHO EIT284の東の端に見えていた明るい領域は、既にこちら側に回って来ている様です。 とすると、この領域には黒点は無かったようです。 フレア活動は全く無く、静かな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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