宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/23 10:51 更新 太陽風は通常の状態に戻りました(400km/秒)。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、通常のレベルに戻っています。 昨日のニュース以降も低下が続き、 昨夜、22日22時(世界時22日13時)頃には400km/秒まで下がりました。 以降、この速度でほぼ安定しています。 磁場強度も、3nTとやや弱めの状態で安定しています。 太陽風が落ち着いたので、磁気圏のオーロラ活動も静穏になっています。 シベリアの磁場データ、AE指数ともに、目立った変化は観測されていません。 この穏やかな状態は、明後日、25日までは続くでしょう。 続いて、次の高速太陽風がやって来ます。 その発生原因のコロナホールが、太陽の中心に達しています。 今日は、STEREO衛星の写真を掲載します。 太陽の中心から南に向かってまっすぐ、細長いコロナホールが伸びています。 27日周期の図も参考にすると、26日から27日にかけて太陽風の乱れが始まりそうです。 前周期の乱れ(6月29-30日)は、規模は小さいものでした。 コロナホールの様子から(昨日のニュースを参照)、今回も同程度ではないかと思われます。 太陽は無黒点で、X線のグラフは最低レベルで平らになっています。 とても静かな太陽です。 太陽は、約11年の活動周期の切り替わりの時を迎えています。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。7月23日8時(世界時7月22日23時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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