宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/25 09:56 更新 穏やかな宇宙天気が続いています。太陽風は低速(320km/秒)。無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽から地球まで、宇宙天気は穏やかな状態が続いています。 太陽風は次第に速度を下げ、320km/秒の低速風になっています。 磁場強度も2〜3nTと弱めです。 昨日上昇していた太陽風の密度は、 最大で10個/cm^3程度まで上がり、その後4個/cm^3に下がっています。 太陽風のその他の変化にはつながっていません。 太陽風は低速で、磁場強度も弱いため、磁気圏はとても穏やかです。 シベリアの磁場データは、3日続けて平坦になっています。 AE指数にも変化はほとんど見られず、とても静かな状態です。 この静かな状態は、今日いっぱいは続きます。 その後、太陽風の乱れが始まると予想されます。 これは、27日周期の図で6月29日に始まった小規模の高速風の回帰です。 日本時間では、明日、7月26日の後半から、27日の前半にかけてやって来そうです。 高速風の発生源のコロナホールは、自転とともに太陽面を西へ移動しています。 地球に高速風が到達するタイミングは、コロナホールの先端(右端)が、 太陽の中心と西の端(右端)の中間付近にさしかかる頃を目安とすると便利です。 今日の写真では、コロナホールはその位置に近づいています。 太陽は無黒点のままです。 X線の強度はたいへん低く、GOESのX線グラフは2日間真っ平らです。 壊れているのではないかとも思われる図になっています。 ただし、明日か明後日くらいに、新しい黒点群が東の端から顔を出すかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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