宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/14 07:57 更新 太陽風の速度は下がり、磁気圏は穏やかです。再び、太陽風の速度が上がるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、引き続き速度が低下して、420km/秒と普通の速度に戻っています。 前の周期の様に、やや高めの速度が続くということはありませんでした。 その一方、太陽風の粒子密度と磁場強度が、小幅ですが再び上昇しています。 太陽の西側(右側)に見えている、小さなコロナホールの影響で、 太陽風の速度が再び上昇するのではないかと思われます。 ただ、今の変化の様子では、小規模の変化に留まるのではないでしょうか。 磁気圏の活動はとても静穏です。 速度が下がったことと、太陽風磁場の南北成分がほとんど0nT付近にあるためです。 シベリア磁場データは、NOKの一か所しかありませんが完全に平坦です。 AE指数でも変化は見られていません。 今後は、太陽風が再び乱れるようだと、 オーロラの活動も、ある程度活動的になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 いくらか上昇していますが、レベルは低く、 今回はこれ以上大きく上がることはないでしょう。 太陽では、新しく964黒点群が出現しています。 963黒点群の右上に見えています。 今のところ、フレアの活動はほとんどないようです。 X線のグラフは低いままで、太陽は穏やかな状態です。 地上では大型の台風が接近しています。 進路にお住まいの方は、十分にご注意ください。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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