宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/ 7/ 6 10:37 太陽風の速度が下がり(420km/秒)、宇宙天気は穏やかになっています。
2007/ 7/ 7 11:56 太陽風はやや速い状態で安定しています(450km/秒)。磁気圏は概ね静穏です。
2007/ 7/ 8 10:12 963黒点群が上がって来て、小さなフレア活動が起こっています。太陽風は穏やかです。
2007/ 7/ 9 12:12 963黒点群が小規模フレアを起こしています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2007/ 7/10 11:10 963黒点群が、C4クラスの小規模フレアを起こしています。太陽風は低速で、穏やかです。
最新のニュース

2007/ 7/11 08:23 更新
963黒点群が活発に活動し、最大でC8.2の小規模フレアを起こしています。

担当 篠原

963黒点群のフレア活動が、一段と活発になり、
Cクラスの小規模フレアを、昨日のニュース以降9回起こしています。
大きなものとしては、
10日16時(世界時10日7時)にC7.4、
10日21時半(世界時10日12時半)にC8.2、
11日3時(世界時10日18時)にC5.2、
など、大きめのCクラスも起きています。

この様子では、Mクラスの中規模フレアの発生も見られそうです。
今日の太陽写真で現在の黒点の姿を見と、黒点の数も増えている様です。
引き続き、963群の活動に注目して下さい。


太陽風は、いよいよ変化が始まった様です。
11日0時(世界時10日15時)くらいから、太陽風の磁場が増加を始め、
現在15nTくらいまで上がり、かなり強くなっています。
それに先立って、太陽風のプラズマの密度が大きく増加をしています。
今日の図で、ほぼ1日かけて、1個/cm^3から、最高で50個/cm^3まで上昇しました。

磁場が上がってしばらくして、速度も上昇し、
300km/秒から360km/秒に変化しています。
しかし、依然低速風ですので、今後の上昇が注目されます。

太陽風の磁場強度が強まると、南北成分への注意が必要になります。
現在、大きく南を向く傾向が見られています。
磁場強度が上がり始めたときは、北寄りだったのですが、
11日5時(世界時10日20時)くらいから南に反転し、そのまま-10nTまで強まっています。
まだ、速度が低いので、激しい変化にはならないでしょうが、
現在、磁気圏活動がある程度活発になっている可能性があります。
AE指数では、まだその様子を見ることができていませんが、
シベリアの磁場データで、NOKのグラフに変化が見られています。
今後の磁気圏活動に注意が必要です。


27日周期の図では、磁場強度の強まりと速度の小さな上昇などは、
前周期と似た様なタイミングで見られています。
そのまま、前周期の変化を対応させると、
今日から明日にかけて、太陽風は高速風へと移行しそうです。
磁気圏のオーロラ活動も、それとともに強まることが予想されます。

この図によると、セクターがまた反転して、AからTに戻っています。
昨日の変化は一時的なものだった様です。
この後、再びAに反転するのではないかと思いますが、
速度の上昇とタイミングが合うのかどうか、ちょっと注目しています。




STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。11日7時(世界時10日22時)
(c) NASA


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。