宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/ 9 12:12 更新 963黒点群が小規模フレアを起こしています。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 963黒点群の姿が見えるようになりました。 大きなふたつの黒点と、その間に小さな黒点が見えています。 X線の強度は上がったままで、昨夜も、C1台の小さな小規模フレアが3回起こっています。 今後も、小規模フレアの活動が続きそうです。 SECによると、中規模クラスのフレアも発生するかもしれないとのことです。 太陽風は、速度が360km/秒に下がって、やや低速風に変わっています。 磁場強度も、3nTから2nTくらいへ一段弱まっています。 とても穏やかな状態です。 磁気圏のオーロラ活動も概ね穏やかです。 今日から、明日、10日にかけては、穏やかな太陽風が続くでしょう。 明日の遅くか、明後日、11日くらいから太陽風に乱れがやってきそうです。 前周期の変化を見ると(27日周期の図で、6月14日以降)、 この時は、最高速度は600km/秒まで上がったものの、 500km/秒を超えていたのは2日程度でした。 ただし、面白いことに、その後も400km/秒台の後半をずっと保っています。 これは、コロナホールが曲がりながら細長く広がっていることと 関係しているのかもしれません。 強くはないものの、幅広く速めの風が吹き出しているのでしょうか。 今周期の変化がどのようになるのか、注目されます。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。7月9日8時半(世界時7月8日23時半) (c) NASA SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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