宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 7/ 3 12:39 更新 太陽から、太陽風、磁気圏まで穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 太陽から地球磁気圏まで、穏やかな宇宙天気となっています。 太陽風は次第に低速風へと移行しています。 速度は、昨日の400km/秒からゆっくりと下がって、 現在、340km/秒となっています。 低速風の状態です。 磁場強度も4nTから3nTあたりで変化していて、 やや弱めと言っていいでしょう。 南向き磁場は、ACEの図の前半で弱い南向きを示していますが、 速度が下がっているために地球への影響は小規模です。 AE指数では、小さな変化が見えている程度です。 シベリアの磁場データでは、観測点の時間帯の問題もありますが、 ほとんど変化は見えていません。 穏やかな状態は、このまましばらく続きそうです。 SOHO EIT284の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の西寄り(右寄り)に、昨日お話しした小さなコロナホールの影が見えています。 これから明日あたり、多少の影響があるでしょうか。 その他は、太陽の中心に明るい活動領域が見えているだけで、 高速風の原因となるコロナホールはありません。 基本的には、これから1週間程度穏やかに過ぎて行きそうです。 太陽のフレア活動も、とても穏やかです。 X線のグラフは、最低レベルで落ち着いています。 黒点群は、962群から黒点が消えて、961群だけとなったそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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