宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 6/26 10:02 更新 太陽風は通常の速度で安定しています(420km/秒)。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は420km/秒と、通常の速度でほぼ安定しています。 磁場強度は、図の前半で2nTと弱め、後半は4nTと普段のレベルに戻っています。 磁場の南北成分は、0nT付近で変化していて、小さな振幅になっています。 このため、磁気圏のオーロラ活動はとても穏やかです。 シベリアの磁場データは、TIKで小さな変化がひとつだけ見えています。 その他はほとんど平坦です。 穏やかな状態は、今日を含めて3日ほど続くでしょう。 その後、高速の太陽風がやってくる可能性があります。 SOHO EIT284の太陽写真を見てください。 コロナホールの右端が、太陽の中心線に到達しています。 コロナホールが太陽の中心に達すると、 それから3日後くらいに太陽風の乱れが地球にやって来ます。 3日後に来ると予想される太陽風の乱れは、 27日前(太陽が1回転して、同じ面を向けていた時)に地球にやってきた時は、 最高速度が500km/秒と、たいした規模ではありませんでした。 今回はどうなるでしょうか。 コロナホールとしては、割と立派に見えていると思います。 やや南寄りになっている点が、地球への影響を決めることになりそうです。 太陽では、黒点が東の端(左端)から姿を現しています(961黒点群)。 今日掲載の写真で、ぎりぎりに見えています。 予想通り、SOHO EIT284の左端の明るくなっているところから上がって来たものです。 規模は小さく、フレア活動は静穏な状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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