宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 6/24 11:25 更新 高速風が続いていますが(520km/秒)、後半に入っている様です。 担当 篠原 500km/秒台の高速太陽風が続いています。 現在の速度は520km/秒で、昨日の560km/秒からみるとやや下がっている様です。 磁場強度を見ると、若干ですが、5nTから4nTへ弱まっています。 高速風は後半に入っていると思われます。 太陽風磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化しています。 変化が小幅になっていることは、 磁場強度が下がっていることも影響しているでしょう。 南向きの磁場変化が小さくなっているので、オーロラの活動も弱まっています。 シベリアの磁場データの図で、3日間を通してみると、 グラフの振れ方が次第に小さくなっているのが分かります。 AE指数も、500nTから300nTくらいの小規模の変化に下がっています。 地球は、明日くらいに高速太陽風の領域を抜け出すと思われます。 これから次第に速度が下がって行き、 磁気圏のオーロラ活動は静穏になるでしょう。 その後、穏やかな状態が数日続き、次の高速風がやってくるかもしれません。 SOHO EIT284の太陽写真を見てください。 太陽の南東(左下)に、コロナホールの影が見えています。 明日になれば、もう少しはっきりと姿が見える様になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、ほとんど変化していません。 今回の高速風では、目立った上昇は起こりませんでした。 また、太陽は無黒点の状態が続いています。 X線のグラフは全く変化していません。 SOHO EIT284の写真を見ると、東端(左端)に、小さく明るい領域が見えます。 まだ、どのくらいの規模か分かりませんが、黒点群が上がって来るかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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