宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 6/20 09:59 更新 これから、高速の太陽風がやってきます。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風(ACE衛星)は、440km/秒とやや高めの速度(黄色線)のまま安定しています。 磁場強度(白線)もまた、5nTと普通の強さで安定しています。 高速風の気配はまだ見えていません。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 前半は-3nTの南向き、後半は+3nTの北向きの傾向が見られ、 ゆっくりとした変化が見えています。 速度がやや上がっていることもあり、 南向き磁場に反応して小規模のオーロラ活動が発生しています。 シベリアの磁場データでは、欠測もあって、変化は見えていませんが、 AE指数では300nTくらいの変化が観測されています。 これから、いよいよ高速風がやって来ると思われます。 まだ、磁場強度に変化は見られず、前触れがやってくるのはこれからです。 SOHO EIT284の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールが太陽の中心にどっかりと広がっています。 南北には細いものの、東西には長く、色の濃さははっきりとしています。 まさに「風の吹き出し口」という見え方です。 太陽は今日も無黒点です。 X線のグラフは機器が壊れたかの様に、最低レベルに張り付いています。 穏やかな状態が続きます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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