宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 6/11 10:22 更新 太陽風は通常の状態で、オーロラ活動も見られています。960群は小規模フレアを起こしています。 担当 篠原 太陽風は、平均的な状態で安定しています。 速度(ACEの黄色線)は400km/秒前後、磁場強度(白線)は5nTと、 どちらも通常レベルでほぼ安定しています。 磁場の南北成分(赤線)を見ると、図の前半で-5nTの南向きが発生しています。 この影響で、一時的にオーロラ活動が発生しています。 シベリアの磁場データを見ると、3つの観測点でともにプラス方向の変動が記録されています。 AE指数では、500nTくらいの中規模変動が2回ほど発生していました。 この後の太陽風は、速度がゆっくり下がって行って、 低速風に変わって行くのではないかと思います。 明後日くらいまでは穏やかに推移して、 14日以降、高速風がやってくると思われます。 しかし、昨日書いたように、コロナホールの様子が変わっていますので、 どの程度の高速風が来るのか興味が持たれます。 960黒点群は、小規模の活動を続けています。 昨日は、C1.9の小さめの小規模フレアを起こしました。 その他にも、Bクラスのフレアを記録しています。 960群の規模の縮小は続いていて、フレアの活動度がここから上がる事はないでしょう。 27日周期の図でフレアの頻度を見ると、 フレアの飛び上がり方が、次第にまばらになっているのが分かります。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。11日6時(世界時10日21時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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