宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 6/ 8 08:03 更新 小規模フレアが3回発生しました。960黒点群は縮小傾向が続いています。 担当 篠原 昨日以降、960黒点群はC1.7、C3.9、C1.1と3回の小規模フレアを起こしています。 GOESのX線グラフを見ると、小さな変化がいくつも飛び出していて、 グラフとしてはにぎわっています。 しかし、黒点群の規模は縮小の傾向が続いています。 黒点として見えている数や面積は減り、磁場構造の複雑さも下がっています。 このため、小・中規模のフレアは引き続き発生する可能性がありますが、 大きなフレアを起こすことは、もうなさそうです。 SOHO EIT284の写真では、960黒点群がちょうど中心で明るく輝いています。 左から右にかけて、活動領域の明るい並びがとてもきれいです。 960群のすぐ右で光っているのは959黒点群です。 昨日の写真では黒点は見えなくなっていましたが、 今日の写真では、小さいながらも黒点が復活しています。 低速の太陽風が続いてます。 ACEの観測によると、太陽風は速度が330km/秒の低速状態で安定しています。 磁場強度は4nT。 南北成分は0nTから北寄りで推移しています。 このため、磁気圏へのエネルギーの流れ込みはほとんどなく、 オーロラ活動は見られません。 シベリアの磁場データはとても静穏です。 この静かな状態は、来週の13日くらいまで続きます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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