宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 5/11 12:02 更新 地球は高速風帯を抜け出しました(420km/秒)。これから1週間程度穏やかになるでしょう。 担当 篠原 太陽風は通常の速度に戻り、穏やかになっています。 太陽風の速度は、昨日の470km/秒から一日かけてゆっくりと低下し、 現在、420km/秒に下がっています。 磁場強度も2〜4nTと弱まったままで推移しています。 27日周期の図をご覧下さい。 5月7日に始まった高速風は、5月8-9日と高速状態を迎え、 5月10日にかけて低下しています。 4月9-12日の前周期の高速風と比較すると、期間は短いですが、 立派な速度の山に変わりました。 速度が下がり、磁場強度も弱まっていますので、 磁気圏のオーロラ活動も穏やかです。 AE指数には、目立った変動は見られません。 シベリア磁場データでは、小規模のオーロラ活動が一回観測されています。 今回の高速風が通過して、これからしばらく穏やかな日が続きます。 27日周期によると、5月18日までは静かに過ぎそうです。 SOHO EIT284の太陽写真は、全体的にのっぺりと光っていて、 コロナホールなどの暗部は見られません。 この写真からも、太陽風は穏やかだろうと予想できます。 放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルのままです。 このまま次の高速風まで、穏やかな状態が続くでしょう。 GOES衛星の太陽X線観測は、いきなりレベルが下がり、穏やかになっています。 昨日までの高まりは、太陽の西側へ沈んで行った953黒点群が作っていたようです。 現在太陽の中心に見えている955黒点群は、落ち着いた黒点群の様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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