宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 5/ 6 11:32 更新 低速の太陽風が続いています(280km/秒)。高速風はまだ来ていません。 担当 篠原 高速太陽風の気配はまだ見られません。 太陽風は速度(ACEの黄色線)が280km/秒まで下がり、かなり低速です。 そして、磁場強度(白線)は2nTへ下がっています。 たいへん穏やかな状態です。 このため、地球の磁気圏もとても穏やかです。 シベリアの磁場データには、全く変化が見られず、 平坦なグラフとなっています。 今後、いつから高速風が始まるかですが、 太陽風の磁場強度や密度(橙色線)の変化に注目してください。 高速風の始まりでは、磁場強度や密度が先に高まって行きます。 これから高速風がやってきた場合、 明日、明後日にかけて磁気圏活動が活発になる可能性があります。 太陽では、昨夜、5日20時(世界時5日11時)に、 953黒点群でC4.2の小規模フレアが発生しました。 953黒点群そのものは、縮小の傾向にあるようです。 この後、フレア活動が活発化するということはないでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子はゆっくりと減少し、 10,000を割るところまで下がりました。 高速風が来るよりも先に、警戒レベルから下がりました。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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