宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/26 10:01 更新 太陽に黒点が出現しています。太陽風は普通の速度(450km/秒)で、磁気圏は概ね穏やかです。 担当 篠原 太陽でCクラスの小規模フレアを起こした黒点群が、東の端から顔を出しました。 953群という番号がつけられています(写真にはまだ書かれていません)。 SECの情報では、活動度は低い黒点群とのことですが、 明日、明後日となるうちに、姿がよりはっきりと見えるようになるでしょう。 太陽風は、速度が下がらず、450km/秒とやや持ち上がった状態で安定しています。 磁場強度は4nTで、普通の状態です。 南北成分は北寄りが主ですが、-2nTくらいの弱い南向きも見られていて、 その時間帯にAE指数で弱いオーロラ活動が記録されています。 それでも、磁気圏活動としては穏やかな一日だったと言えます。 SOHO EIT284の写真では、コロナホールが太陽の中心に大きく見えています。 まさに今、この穴から高速の太陽風が地球へ向かって吹き出しています。 吹き出した高速のプラズマの風は、太陽から地球までの1億5000万kmの距離を、 3日ほどかけて飛んできます。 この写真が撮影されたのは昨夜(25日夜)ですから、 高速風が最も強くなるのは、28日夜から29日にかけてとなりそうです。 高速風の到来はもう少し早く、27日夜から28日にかけてとなると思われます。 従って、これから明日までは、比較的穏やかな太陽風が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルが続いています。 グラフではべったりと下の方に張り付いた状態です。 高速風の後半に入る、29日までは穏やかに推移するでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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