宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/25 09:03 更新 久しぶりにCクラスの小規模フレア活動が発生しました。太陽風は比較的穏やかです。 担当 篠原 C2.8と小規模ですが、久しぶりに太陽でフレアが発生しました。 25日8時(世界時24日23時)です。 発生箇所は、太陽の東端のまだ上がって来ていない領域です。 SOHO EIT284の写真で、明るく輝いている場所だと思います。 Cクラス以上のフレアが発生したのは、2月19日のC1.1以来で、2ヶ月ぶりです。 GOESのX線のグラフは、バックグラウンドの強度も盛り上がっています。 また、27日周期の図でも、久しぶりにX線のグラフに赤線が現れました。 このフレアを起こした活動領域は、これからこちら側に移動して来ます。 どのような黒点群ができているのか、久しぶりだけに、注目されます。 太陽風は、速度440km/秒、磁場強度5nTで、平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、概ね北を向いていて、 磁気圏活動への影響は小さくなっています。 AE指数には全く変化が現れていません。 今後は、SOHO EIT284の写真の中央に見えている、 コロナホールによる高速風がいつ到来するかです。 予想では、27日の終わり頃から28日にかけて始まると思います。 今週末の太陽風、オーロラ活動に注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、非常に低いレベルで推移しています。 次の高速風の到来までは、落ち着いた状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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