宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/21 11:16 更新 太陽風は低速で(320km/秒)、高速風はまだ始まっていません。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風に変化はまだ始まっていません。 太陽風の速度は昨日より更に下がり続けて、 現在は320km/秒とかなり低速の状態になっています。 磁場強度も3nT前後に弱まったままです。 もうしばらく、高速風はやって来そうにありません。 27日周期の図で、前周期の変化と比較します。 前周期も、あまり強い高速風領域にはならなかったのですが、 3月25日以降は、速度の高まりが発生しました。 これは今周期では、今日、4月21日に相当します。 一方、太陽風磁場の変化を見ると、 前周期の3月25日には、強度の強まりは既に始まっていました。 この点で、今回はやや出遅れています。 SOHO EIT284の太陽写真では、コロナホールは地球への影響域へ進んでいます。 立派なコロナホールに見えるのですが、 今回も前周期の様な規模の高速風となるのでしょうか。 引き続き、太陽風に注目してください。 穏やかな太陽風が続いていますので、地球の磁気圏は静穏です。 AE指数には全く変化が見られません。 太陽は無黒点のままです。 SOHO EIT284の太陽を見ても、明るく光る活動的な領域は見られません。 X線のグラフも最低レベルが続いています。 穏やかな太陽が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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