宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/22 11:29 更新 太陽風の磁場強度がやや強まっています。これから高速風が始まりそうです。 担当 篠原 高速太陽風の到来がすっかり遅れています。 27日周期の図をご覧下さい。 前回は、3月25日頃から速度の変化が始まりました。 これは、今周期では昨日の4月21日に相当します。 しかし、ここまでの太陽風は300km/秒を切るほどに低速で、とても静穏でした。 今朝になってようやく変化の兆しが見えています。 22日9時(世界時22日0時)頃から、磁場強度が上昇を始め、現在7nTに上がっています。 まだ振幅としては小さいですが、引き続き強まって行きそうですので、注目してください。 速度にも変化が見られていますが、こちらは一時的な変化に留まっていて、 本格的な上昇はこれからの様です。 現時点では、兆しが見えた程度ですので、 これからの太陽風の変化に注目する必要があります。 磁場強度が強まって、南向きが強まると、磁気圏活動が活発化します。 コロナホールの高速風では、 速度が上がって行く頃が最も活動的になりやすい期間です。 現在までの磁気圏活動はたいへん穏やかでした。 AE指数は全く変化が見られません。 SOHO EIT284では、これから高速風をもたらすと思われるコロナホールが、 更に西側(右側)へ進んでいます。 影響開始の目安の位置にすっかり達しています。 また、東側(左側)から次のコロナホールが上がってきました。 こちらは、4月1日に高速風をもたらしたコロナホールです。 今回は4月28日頃にやってくると予想されます。 太陽は無黒点でたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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