宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/15 10:36 更新 太陽風は低速です(360km/秒)。磁場が安定して-4nTの南向きになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は360km/秒に下がり、低速状態です。 磁場強度も5nTと普通の強さですが、 図の後半、15日4時半(世界時14日19時半)から南北成分が大きく南を向いています。 -4nTのほぼ安定した南向きが、現在まで6時間にわたって続いています。 南向きが続いているため、 太陽風から地球磁気圏へエネルギーが流れ込みやすい状態になっています。 しかし、速度が遅いので、小規模の変動が起こる程度でしょう。 AE指数のグラフでは、あまりはっきりした変化は見えていません。 この南向きがどこまで続くのか、興味深いところです。 太陽風としては、今後も低速で穏やかな状態が続くと思われます。 磁気圏のオーロラ活動も、基本的には穏やかに推移すると思われます。 太陽は無黒点のままです。 X線のグラフは、下限いっぱいに落ちていて、 フレア活動は非常に穏やかです。 (SOHO EIT284の写真は、掲載していますが前日と同じものです) SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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