宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/12 10:01 更新 太陽風の速度がやや上がり(500km/秒)、高速風になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 11日11時(世界時11日2時)頃から太陽風の速度は500km/秒に上がり、 大きな速度ではありませんが、高速状態になっています。 その後、現在までこの速度で安定してます。 27日周期の図で前周期と比較すると、 高速風の様子が大きく変わってしまったのがよく分かります。 前周期の高速の期間と比較すると、すでに後半に入っています。 従って、速度はこれ以上大きく上がる事はないでしょう。 明日くらいまで高い状態が続く可能性がありますが、 その後は下がって、穏やかになるでしょう。 太陽風の速度は上がったものの、太陽風磁場は北寄りに推移しています。 そのため、磁気圏への影響は小さく、 AE指数にはほとんど変化が見られません。 磁気圏活動は穏やかです。 現在の磁場強度は、5nTと通常の強さです。 今後、南北成分が南に向くようになれば、 速度は高めになっていますので、小規模のオーロラ活動が期待できます。 放射線帯の高エネルギー電子は低いレベルで安定してます。 現在の太陽風の様子では、今回は目立った上昇は見られないでしょう。 太陽は無黒点の状態が続いています。 たいへん穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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