宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/14 11:17 更新 太陽風の速度は下がり(380km/秒)、磁気圏はたいへん穏やかです。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの黄色線)は380km/秒に下がり、通常の速度に戻っています。 磁場強度(白線)も3nTとやや弱く、太陽風は穏やかになっています。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、主に北寄り(プラス)の状態が続いています。 そのため、地球の磁気圏へのエネルギーの流れ込みは小さく、 オーロラ活動は穏やかです。 AE指数のグラフには全く変化が見られません。 27日周期の図を検討すると、 この穏やかな状態は、これから5日間くらい続くと予想されます。 SOHO EIT284の太陽写真をみると、太陽は全体的に薄ぼんやりと光っていて、 はっきりしたコロナホールは見られません。 ただ、太陽の中心にかすかに暗い部分が見られ、 小規模のコロナホールができているかもしれません。 そのため、明後日の16日頃に、太陽風に多少の乱れが発生するかもしれません。 ただし、大きな乱れにはならないでしょう。 太陽は、4月5日以来10日間にわたって無黒点が続いています。 SpaceWeather.comによると、 もう1日続けば、1996年以来の長期間の無黒点になるそうです。 太陽活動の極小期の底の時期に達しているということでしょう。 フレア活動もたいへん穏やかです。 放射線帯高エネルギー電子は低いレベルで安定しています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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