宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/ 8 09:11 更新 太陽風はとても低速(300km/秒)で、磁気圏活動も穏やかです。明日以降、高速風がやってきます。 担当 篠原 太陽風の速度は300km/秒まで下がっています。 かなり低速です。 磁場強度も、3nTから2nTへ一段と弱まっています。 たいへん穏やかな太陽風になっています。 このため、磁気圏のオーロラ活動もたいへん穏やかになっています。 オーロラの発生に伴う磁場変化を測定するAE指数のグラフには、 ほとんど変化が見られていません。 この穏やかな状態は今日いっぱい程度続くと思われます。 そして、明日くらいから高速の太陽風がやってきます。 SOHO EIT284の太陽写真をご覧下さい。 コロナホールが次第に太陽の西側に移動しています。 今、ここから地球へ向かって高速の太陽風が吹きだしているのですが、 その最初の風が地球へ到達するタイミングを見る方法として、 コロナホールの先頭(右側の端)が、 太陽の中心と西の端(右端)の中間に達する頃を見るというものがあります。 そのような目で今日の写真を見ると、 コロナホールの右端がもう少し進むと、中間部に達することになります。 高速風がやってくる時は、磁場強度が先に強まります。 大きな南向き磁場になると、 オーロラや磁気嵐など磁気圏の活動が活発化します。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒レベルを安定して保っています。 引き続き注意が必要です。 これは、高速風がやってくるとともに減少するでしょう。 太陽は無黒点のままです。 非常に穏やかな状態が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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