宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 4/ 5 14:20 更新 太陽風の速度は下がり、通常の速度に戻っています。放射線帯の高エネルギー電子が高まっています。 担当 篠原 地球は高速太陽風の領域を抜け出しました。 昨日まで500km/秒を超えていた太陽風の速度は、 現在は430km/秒と通常の速度に戻っています。 太陽風の磁場強度も3nTとやや弱めになり、 太陽風はすっかり穏やかになっています。 速度が下がってきたので、オーロラの活動も小規模になっています。 AE指数のグラフでは、図の前半に500nT程度の変化が見られていますが、 速度が下がった後半では、目立った変化は見られません。 この穏やかな状態は、これから3〜4日程度続くと思われます。 SOHO EIT284の太陽写真をご覧下さい。 太陽の南東側(左下)にコロナホールが姿を見せています。 これが次の太陽風擾乱の原因となります。 この写真では、コロナホールの右端はまだ太陽の中心線に達していません。 右端が太陽の中心に達して、その3日後くらいが、 高速風が地球にやってくる目安になります。 この写真の様子だと、4日後の9日くらいが高速風の始まりになりそうです。 一方、27日周期の図では、高速風の回帰は3日後の8日と予想できます。 1日の違いですが、どうなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルが続いています。 衛星の運用では注意してください。 このまま、次の高速風の到来まで警戒状態が続くことになりそうです。 太陽のフレア活動は大変穏やかです。 949、950のふたつの黒点群は、番号は付いていますが規模は小さく、 写真では見つけることができません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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