宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/19 11:09 更新 太陽風は通常の速度に戻りつつあります。磁気圏は概ね穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が440〜460km/秒あたりで安定した状態です。 数値としては、まだいくらか高めの速度です。 太陽風の磁場強度は3nT前後と弱まった状態で、こちらも安定しています。 南北成分はほとんど0付近で変化しています。 太陽風が穏やかになってきたので、オーロラなどの磁気圏活動も概ね静穏です。 オーロラの活動度を示すAE指数では、 図の真ん中付近に500nTくらいの小規模の変化がひとつ見えていますが、 他の時間帯はたいへん静かです。 太陽風の速度は今後は一段と低下して、低速風に変わって行くと思われます。 前周期の太陽風の様子から考えると、 これから1週間程度穏やかな状態が続きそうなのですが、 SOHO EIT284の太陽写真では、太陽の真ん中に小さなコロナホールが見えています。 これは、以前は見られなかったもので、この影響が見られるかもしれません。 やって来るとすると、これから3日後の22日頃になると思います。 ただ、コロナホールと言っても、規模は比較的小さいですので、 どの程度の変化が見られるのか、楽しみなところです。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日以上に増加する事はありませんでした。 警戒ラインには届かず、穏やかに推移しています。 太陽は無黒点の状態が続いています。 X線のグラフは低いレベルで安定していて、フレア活動はたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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